理由は要りません
断るとき、多くの方が理由を探します。納得できる理由がないと断ってはいけない、と感じるためです。ですが、したくないという事実だけで十分です。
理由を用意しようとすると、その分だけ時間がかかり、その間に場面が進んでしまいます。理由なしで断る言い方をいくつか持っておくほうが、実際には役に立ちます。
始める前に断る
- 「今日はそこはなしにしたい」
- 「胸はあまり触られたくないので」
- 「そこは苦手なんだ」
- 「別のところのほうが好き」
「今日は」を付けると、恒久的な拒否ではないニュアンスになり、言いやすくなります。実際に恒久的に嫌でも、この言い方から始めて構いません。
途中でやめる
- 「ちょっと止めて」
- 「痛い」
- 「今日はここまでにしよう」
- 「違う感じにしたい」
「ちょっと」を付けると、緊急でない印象になって切り出しやすくなります。実際には止まりますので、強く言えない場面ではこれで足ります。
「なぜ?」と聞かれたら
答えなくて構いません。次のように返せます。
- 「なんとなく」
- 「うまく言えないんだけど、今日は違う感じがして」
- 「体調かも」
ここで理由を詰められる場合、それ自体が問題です。理由を説明しなければ止まらない関係では、次も止めにくくなります。
言葉が出ないとき
緊張していると声が出ないことがあります。そのために、身体を使った合図を先に決めておく方法があります。手を上げる、タオルを握る、相手の腕を叩く。決め方はセーフワードに書いています。
身体が引く、力が入る、といった反応が出ている時点で、こちらは止めます。言葉が間に合わなくても構いません。
断ったあとの気まずさ
断ったあと、気を遣って埋め合わせようとしてしまうことがあります。「じゃあ代わりに」と別のことを申し出る、必要以上に謝る、といった形です。
その必要はありません。断ることは、関係に対して支払うべきものが発生する行為ではありません。当サイトの施術でも、断ったことで内容や態度が変わることはなく、料金は0円のままです。
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