なぜ言いにくいのか
「感じない」「痛い」は、相手の技術への評価として受け取られやすい言葉です。相手が自信を持って続けている場合はなおさらで、伝えると相手を落ち込ませることになります。
そのため、多くの方が言わずに済ませます。ただ、言わずにいると同じことが繰り返され、そのうち胸に触れられること自体が嫌になっていきます。
身体の話として伝える
相手の技術の話ではなく、自分の身体の話として伝えると、否定になりません。
- 「私、あんまり胸で感じないみたい」
- 「そこ、くすぐったくなっちゃうんだよね」
- 「乾いてると痛くなりやすくて」
- 「生理前は敏感で痛いんだ」
主語を自分にすると、相手が責められている構図になりません。「〜されると痛い」より「私は痛くなりやすい」のほうが通ります。
代わりの提案を添える
止めてほしいことだけを伝えると、相手は何をすればよいか分からなくなります。代わりを一つ添えると、場面が止まりません。
- 「そこより、首のほうが好きかも」
- 「強くよりゆっくりのほうが好き」
- 「服の上からのほうがいいみたい」
演技を続けてしまった場合
感じているふりを続けてしまい、いまさら言い出せない。よくあるご相談です。
この場合、過去の説明をする必要はありません。「最近ちょっと変わったみたい」「体調で変わるみたいで」といった形で、今の話として伝えれば足ります。嘘をついていたことを打ち明ける必要はありません。
演技をしていたこと自体を責める必要もありません。相手を気遣った結果として起きることで、珍しくありません。
相手が受け入れない場合
伝えても変わらない、痛いと言っても続けられる。この場合は、伝え方の問題ではありません。関係の側の問題です。
「痛い」と言って止まらない相手に対して、こちらが工夫を重ねる必要はありません。断り方とセーフワードを用意しておくことをおすすめします。
先に確かめておく
自分の反応がはっきりしていないと、伝える内容も曖昧になります。「よく分からないけど、たぶん感じない」では、相手も対応できません。
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